GO VOTE 2022

22.6.22 / Journal

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昨年の衆院選挙に引き続き、今回も「#投票ポスター2022」プロジェクトに賛同し、ポスターを作成しています。

#投票ポスター2022とは、2022年7月10日に行われる参議院議員総選挙の投票率を上げること、投票について改めて考えることを目的とし、投票に行くことを呼びかけるポスターを制作、またそのポスターを家や街中に貼ったり、SNSで拡散したりして、投票について身近な人と対話するプロジェクトです。様々なクリエイターが参加しています。是非覗いて、そして気軽に参加してみてください。

https://voteposter.cargo.site

下記が本ポスターを制作した意図です。

今回の参院選が終わると、最長で3年は国政選挙がありません。長い時間です。放っておいたら、大抵のものは腐ってしまいます。
パンデミックや戦争、様々な事象が起こり続ける世界の中でも、依然、この国の投票率は上がりません。そうやって手入れを怠った国は、一体どうなるのでしょうか。

「まだ放置する?」ちょっと強く響くメッセージになってしまいますが、そんなストレートな問いをポスターに込めました。
とはいえ、実のところ僕ら有権者はそんなに大層なアクションをする必要はありません。ただちょっと「どれどれ」と首をもたげて、この国の有り様を眺めてみれば良いだけです。この機会に。しっかりとその目で見つめるだけでも随分、社会と自分への意識というのは変わるものです。

僕は自由を愛する人間で、特定の政党を応援してはいません。ただ、権力というものはその性質上、必ず腐敗してしまうとは思っています。これは人の問題ではなく、構造上の問題だと考えます。ですから、主権者たる国民がちゃんと観ておいて、問題があれば取り除き、流動化させておく必要がある。流れる水「だけ」が腐らないのです。

もし、現在の溜まった水を少しでも流したいと思う人は、世の中を眺めてみた時に、どうであったらいいかな。と考えてその権利を行使すれば良いと思います。見渡してみた結果、勝手知ったる水の中で私は生きる。と決める人も勿論有りです。つまりは、その選択に意志さえあれば良い。
投票に行かないということは、その意思表示すらせずに、社会と自分との繋がりを放置すること。それは一見「自由」でありそうで、そこから最も遠い態度だと僕は考えます。拙くても良い、まずは放置しないという意思表示を。

そんなような考え方に立脚して、本ポスターは制作されました。

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