YU MIYAZAKI EXHIBITION “DIMENSION”
17.3.5 / Event
YU MIYAZAKI EXHIBITION – GRAPHIC IN PROGRESS 01 | DIMENSION
【DATE】
2017年3月20日[月曜・祝]- 26日[日]/ 12時 – 20時(最終日は18時までです)
【VENUE】
GALLERY 7°C
東京都目黒区上目黒2-43-3 N.M.7th B-1(中目黒駅より徒歩5分)
【OPENING RECEPTION】
2017.03.20 13時よりゆるりと。
赤坂のbeer bar 『sansa』による、本展示に合わせてセレクトしてもらったビールも提供致します。
【EVENT PAGE】
www.facebook.com/events/179836715851045
【CONCEPT】
アート作品は、「物」である。そこにあるだけで、物質感を持っている。シンプルな色面構成のような絵ですら、そこにはちゃんと存在感が内在する。
グラフィックデザインはそうではない。
「薄い三次元」であるはずのグラフィックデザインには、「物感」というものは存在しない。
アートの主戦場たるホワイトキューブに、印刷されたポスターのみが置いてあったとしたら、それは随分貧相なものに見えるだろう。
例えそれがどんな完成度を誇るポスターだったとしても。
だから、グラフィックデザイナーの展示では往往にして、作品が「額装」され、「立体物」が配置され、「壁紙」が、展開されるのだ。これは、そうした方がよく見えるという計算以上に、「そうしないと場がもたない」のである。
これは見方を変えれば、グラフィックデザインの大きな欠陥ともいえるのではないか。
そういった「次元」に関する問題は、グラフィックデザイナーたる自分に考える義務がある。その一連の実験に「GRAPHIC IN PROGRESS」と名付け、研究することにした。
本展示は、その最初の実験である。