THE OYATSU
Graphic, Editrial, Web, Logo, VI+CI, Art Direction, Photo Direction, Event Direction
【Background】
301 Inc.とFabCafeによる共同プロジェクト。食の最先端を走るシェフたちの哲学やコンセプトを、グルメ視点ではなく、クリエイションの視点から読み解いていく。
朝昼晩の食とは異なる新たな「OYATSU」をつくるという課題のもと、各分野のシェフのコンセプトを一皿に凝縮してもらう。実験的な要素が詰め込まれた挑戦的なメニューを、カジュアルな一皿で味わうことができるイベントを開催。トークセッションにて、実際に味わいながらその発想法や創作過程のプロセスを紐解くことで、フードにおけるクリエイションを広くシェアする場を設けた。ゲストにはシェフ、パティシエ、バーテンダー等、幅広いゲストが登壇し、オリジナルメニューを発表。
【Logos】
ロゴはTHE OYATSUの文字をシンプルに組んでいるが、タグラインを利用しつつ上下のセンター合わせにロゴタイプを組むことで、視点を「O」に誘導して強調することで、コンセプトである「ひと皿」を象徴する。
【Key Visual】
イベントのKVは毎回ゲストの分野やおやつに合わせた「食のシーン」をテーマにコラージュを用いて作成した。ラハティ国際ポスタービエンナーレ(当時・現トリエンナーレ)に入選したVol.0のビジュアル(ページTOP画像)においては、食事のシーンの口元のパーツでコラージュしていたものの、何かクリエイティブジャンプが起こらなかった。そのため、口元を切り取り捨てていた方のパーツを拾い集め、そっちを構成したところ、格段に面白くなったのでそのまま採用した。
Creative Director / Producer: Shogo Otani
Art Director / Graphic Designer: Yu Miyazaki
Graphic Designer(Handout): Sachiyo Yamanaka
Chef Coordinator: Kan Morieda
Sponsor: Wasara / metro min.
Production: FabCafe LLP + 301 Inc.